消費者金融ブラックWeb

アイフル株で散った投資家

借金地獄に陥るのは怖い話ですが、値動きの大きい消費者金融株にも恐ろしい話があります。
ネットで有名な株式投資家の潜伏員A氏は、ハイリスクハイリターンな投資で、たった数ヶ月で300万円の資産を4,000万円にまで増やしました。

短期間で10倍以上の利益を得た潜伏員氏、スゴ腕投資家として雑誌でも紹介されましたが、その矢先に待っていたものとは...

順調に資産を増やしていた潜伏員氏が次に目を付けたのが、サラ金大手のアイフル
過払い金請求の引当金などによって、消費者金融の倒産も騒がれている中で、いくらなんでも割安だと判断し、潜伏員Aという相場師は大量のアイフル株を買い付けました。

雑誌掲載

下がり続けた株価

しかし、潜伏員A氏が買ったアイフル株は値下がりを続け、4,000万円の資産の内1,000万円以上があっという間に消えてしまい、大きな含み損を抱えることになってしまいました。

アイフル株 含み損

ちょうどこの時は、貸金業法の総量規制問題などが取り上げられており、プロミスやアイフルをはじめとする消費者金融株が倒産するのではないかと徹底的に売り叩かれ、連日の株安が続いている状態でした。

追証の発生

結果、アイフルの株価は潜伏員氏の購入単価を大きく下回り、資産はわずか600万円にまで減少、含み損は3,000万円を越える程にまで拡大していたのです。

株式には、自分の資産を担保により多くの金額を一時的に貸し付ける信用取引という制度がありますが、保証金維持率が一定の金額を割り込むと、維持率を回復させる為に追加で担保となる現金を差し入れなければならない「追証」と呼ばれる通知が届きます。

追証

事業再生ADRの発表と借金

しかし、アイフル株の悲劇は数千万円の資産を奪っただけでは終わりませんでした。
大きく売り叩かれた挙句にアイフルが発表したのは「事業再生ADR」という私的整理でした。

もちろんこの発表と同時に株価は急落し、潜伏員氏は大量に買った持株をすべて処分しましたが、時既に遅しという状態で、残ったのは400万円近い借金だったのです。

借金

学ぶべきこと

今回の潜伏員氏の敗因はもちろんアイフル株を買い付けたことだったのかもしれませんが、誰にでも判断ミスはあると思います。
しかし、以下に述べる二点は、借金を考える人にとっても非常に学ぶべきことが多い内容だと思います、重要なのは「リスク管理」です。

消費者金融にも「ご利用は計画的に」というキャッチフレーズがありますが、それもまさに同じで、何事も後先を考えることが大切だと思います。
潜伏員氏も、アイフル株で極限までのハイリスクハイリターンな勝負をしなければ、ここまでの損失を被ることはなかったでしょう。

そして二点目は株式の売却を行う判断が遅かったことです。
損失が出た初期段階で見切りをつけ、株を売っていればここまで損が拡大することはありませんでした。最終的に資産がマイナスになってから売っても、潜伏員Aさんの口座残高は大きな損を出してしまい、既に遅すぎたのです。
これも同様に消費者金融の利用に当てはまります。

借金を重ねすぎると毎月返済しなければならない金額は雪だるま式に膨らみ、最終的には俗にいう「借金地獄」に陥りどうすることもできなくなってしまいます。(今回の潜伏員Aさんは例外ですが)
そうなる前に、危険だと気付いた初期段階の時点で対策を練る、もしくはしかるべき人に相談しなければなりません。
ここで重要となるのは判断の速さ、つまり見切りは付けられる内に付けておくということでしょう。

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